ウイルスによる胃腸炎の嘔吐
胃腸炎の嘔吐はいろいろなウイルスや細菌から引き起こされます。
冬になると流行する胃腸炎は小さな子供では、ロタウイルスやアデノウイルスによるものが目立ちます。
特に2歳以下というような乳幼児によく見られます。
突然食べ物を吐き戻し、2回から10回ほど症状が繰り返された後に下痢が始まります。
便はヨーグルトが腐ったようなもの、ひどいときにはお米のとぎ汁のようなものです。
下痢の期間は一週間くらいかかることもあり、『嘔吐下痢症』といわれます。
胃腸炎の嘔吐と薬
胃腸炎の嘔吐や下痢は、薬によって無理に抑えることが必ずしも有効であるとは限りません。
症状には、身体にとって良くないものを体の外に出そうという目的があるからです。
この場合の体にとって良くないものとはウイルスのことです。
ある程度吐いてしまうと楽になるという場合もあります。
また、下痢止めを使っても下痢が治るまでの期間は変わらないという報告もあります。
しかし、薬は一切使わないということではなく、下痢については腸の環境を整える薬を使ったり、嘔吐に関しては緊急の場合に薬を使ったりして胃腸炎に対処します。
胃腸炎の嘔吐と脱水症状
胃腸炎の嘔吐によって脱水症にならないように気をつける必要があります。
胃腸炎にかかったときに、直接的に脱水症になる原因は下痢にあります。
ただ、吐き気がして水分を摂取することができなくなった場合は、脱水症を促進させる間接的な原因になってしまいます。
そこで、早い段階で吐き気を止める薬などを使って嘔吐を止め、下痢の症状が現れたときには水分を摂取することができる状態にしておくこともひとつの対処方法です。
どうしても水分を口にすることができない場合には、点滴などの手段を用いて水分を補給することになります。
胃腸炎の嘔吐と二次感染の防止
胃腸炎の嘔吐によって出されたものについては慎重に取り扱う必要があります。
学校に通っている年齢の子供や大人であれば、吐き気を覚えたら自分でトイレなどに行って嘔吐することができます。
しかし、乳幼児は場所を選ばずに吐いてしまいます。
畳やじゅうたんの上に吐いたら、その中にウイルスなどが混ざっています。
そこから感染してしまうことがあるのです。
胃腸炎のさらなる感染を防ぐためには、吐き出されたものの処理を丁寧にしなければなりません。
拭き取る時は少し広めに拭き取っておきます。
胃腸炎 嘔吐関連エントリー
- 胃腸炎 原因
- 胃腸炎の原因には様々なものがあります。食品の加熱や殺菌などの処理が不十分である場合には、胃腸炎の原因となって嘔吐、吐き気、下痢、腹痛といった症状が現れることになります。
- 胃腸炎 治療
- 胃腸炎の治療においては嘔吐や吐き気、下痢、腹痛などの症状を抑えるために注射や点滴を受けたり内服薬、座薬が使用されたりします。胃腸炎の症状が発生した場合は、こまめに水分補給をすることも家庭で行うことのできる治療のひとつとなります。
- 胃腸炎 症状
- 胃腸炎の症状には嘔吐、吐き気、下痢、腹痛などがあります。微生物による感染症であり、様々な要因によって胃粘膜の炎症が起こる胃腸疾患のことです。胃腸炎の症状は体内に入った細菌や毒素の種類や量、個人の抵抗力によっても異なります。
- 胃腸炎 ストレス
- ストレスによって胃腸炎を引き起こすことがあります。胃の粘膜が荒れるのです。ストレッサーになることは人それぞれですが、うまく緩和することが治療になります。ストレスによる胃腸炎を放置すると過敏性腸症候群になることもあるので医師にかかりましょう。
- 胃腸炎 食事
- 胃腸炎には食事に気をつけることが第一です。胃腸炎が多発しやすい時期は毎年7月から10月頃にかけてとなります。長時間放置していた食事を摂取すると嘔吐や吐き気、下痢、腹痛などの症状が現れる場合もあります。
- 胃腸炎 薬
- 胃腸炎の薬はその原因によって使われるものが異なります。細菌によるものかウイルスによるものか、胃腸炎の原因をはっきりと突き止めて、それに合った薬を使った対処をします。下痢への対処も大切です。
- 子供 胃腸炎
- 子供の胃腸炎は保育所や幼稚園、学校などで、以前胃腸炎にかかったことがあったり病原体にさらされたことのあるほかの子供からウイルス性の胃腸炎をうつされる場合が多くなります。嘔吐、吐き気、下痢、腹痛などの症状がある場合は外出を控えましょう。
- 胃腸炎 熱
- 胃腸炎の熱には、一般に細菌による感染を原因とするものとウイルスを原因とするものとがあります。下痢や嘔吐を伴うこともあります。胃腸炎は脱水症状が心配で熱が高いからといって必ずしも重症であるとは限りません。
- 胃腸炎 下痢
- 下痢が胃腸炎によって起こる場合は、ウイルスや細菌がその原因となっています。ウイルスによって胃腸炎が起こるときには腸の組織が破壊され、下痢や嘔吐を引き起こすのです。治療には脱水症状に対するケアが大切です。
- 細菌性 胃腸炎
- 細菌性胃腸炎は、一般に食中毒といわれるものです。原因となる菌のついた食物を摂取した後、数時間から数日の潜伏期間を経て発症します。細菌性胃腸炎の原因となる菌にはサルモネラ菌、腸炎ビプリオ、カンピロバクターなどがあります。
- 神経性 胃腸炎
- 神経性胃腸炎は極度のストレスが原因とされ、胃や腸をコントロールしている自律神経のバランスを乱してしまうことから、消化器官が異常作用を起こしてしまう病気です。神経性胃腸炎は、ストレスを上手に解消することができない方によく起こる症状です。
- 風邪 胃腸炎
- 風邪による胃腸炎は、ウイルスの感染によって引き起こされます。症状としては、腹痛を伴う下痢や嘔吐が挙げられます。風邪による胃腸炎が流行するのは、風邪の流行時期と同じ冬です。消化の良いものを食べて栄養をつけましょう。
- 過敏性 胃腸炎
- 過敏性胃腸炎とは、胃腸そのものに異常のある器質的疾患とは異なり、胃腸そのものに異常はないのに正常に機能しない機能的疾患です。過敏性胃腸炎の原因は自律神経を通じて脳から伝達されるストレスであり、治療にはこの悪循環を断ち切ることが重要です。
- 胃腸炎 潜伏期間
- 胃腸炎の潜伏期間は、原因となる細菌やウイルスなどの微生物によって異なります。病原体が人の体内に侵入してもすぐに胃腸炎の症状が起こらないことには、潜伏期間が関係しているのです。
- 感染症 胃腸炎
- 感染性胃腸炎は、ノロウイルスなどのウイルスや細菌、寄生虫が原因となる疾患です。症状としては腹痛や下痢、嘔吐、発熱などがあります。感染性胃腸炎が流行することもありますので、注意が必要です。
- 胃腸炎 流行
- 胃腸炎の流行は、病原体に感染した方が家族などに病原体をうつすことによって被害が広がっていくというものです。胃腸炎の原因となる細菌やウイルスによって、流行しやすい時期というものがあります。
- 機能性 胃腸炎
- 機能性胃腸炎は、胃の検査をしても異常が見つからない病気です。原因は、ストレスが神経の働きを阻害していることによって胃が正常に働くなることであると見られています。機能性胃腸炎の治療や予防については、まだはっきりした方法が確立されていません。
- 表層性胃炎
- 表層性胃炎は、慢性となる場合の初期の症状であり、胃の粘膜が炎症を起こしている状態を指します。表層性胃炎の原因としてはコーヒーやアルコールなどの刺激物や細菌、異物などが考えられています。
- ノロウイルス 胃腸炎
- ノロウイルスによる胃腸炎は、アメリカのノーウォークという町で最初に発生しました。生で食べるカキなどが原因とされます。ノロウイルスによる胃腸炎を治す薬は存在せず、対症療法で症状を和らげます。消毒には次亜塩素酸ナトリウムが効果的です。
- 逆流性食道炎
- 逆流性食道炎は胃酸の逆流によって食道が炎症を起こす病気です。内視鏡の検査で潰瘍や糜爛が見られます。胸やけの自覚症状があり、原因は胃酸過多や下部食道括約筋がうまく働かないことです。逆流性食道炎の治療にはプロトンポンプ阻害薬などが使用されます。
- 胃腸炎 予防
- 胃腸炎を予防するためには、ノロウイルスなどの感染を防がなければなりません。帰宅時やトイレの後に手洗いを徹底して行うことが大切です。調理に携わる場合は特に注意が必要です。規則正しい食生活や睡眠も、胃腸炎の予防には大切です。
- 胃腸炎 嘔吐
- 胃腸炎の嘔吐や下痢はウイルスを身体から出そうとする現象であり意味のあるものです。しかし、吐き気がして水分を摂取することができないと脱水症状になるので薬で抑えることもあります。嘔吐して出したものは、胃腸炎を流行させないため慎重に処理します。